火災報知機パート2

greenhouse2004-11-11

けたたましい非常ベルの音が社宅中に広がり、さらに高周波の耳につく音は、近所にまで広がっていきました。人々の阿鼻叫喚が聞こえます。まあ大げさですけど.。とにかく、社宅の住人、近所の人らが一体何が起きたんだと、一家団欒、当時高視聴率のお化け番組「ありがとう」の視聴を中断してまで、事の原因を確かめるべく、外に飛び出してきたのです。幼い小さな指が引き起こした、大迷惑の出来事でした。今なら正常性バイアスで誰も騒がないという可能性もありますが、当時は人間が素直だったのか、皆が大騒ぎです。私の両親は平身低頭米つきバッタのように謝っていたのだと思います。私はそのときのことはあまり記憶にありません。嫌な記憶をシャットアウトしてしまったのかもしれませんね。まあ大した事件でもないのですが、こういうことがあったという事実を、119番の日というキーワードが久しぶりに呼び出したのでしょう。

人間の意識というのは、ある程度コントロールできる意識とコントロールできない無意識とがあります。また無意識においても、普遍的無意識、個人的無意識とがあり、普遍的無意識は人間共通なものなんだとユングは言っています(関係ないか)。