台風18号接近。

greenhouse2004-09-06

右横にある窓に横殴りの雨がぶつかってきます。外は白く煙っており、隣のビルがぼやけています。先週に引き続きまた台風が近づいているのです。気象情報では明日九州北部に上陸する可能性があるとのことで、明日出勤できるかがやや心配です。

子供の頃、台風が近づくと何故かわくわくしていたのを思い出します。自然の脅威などまだ深刻に感じる年齢でもなく、普段とは違う日常の到来を単純に喜んでいたのでしょう。祖父母の田舎では台風情報が伝わると、雨戸を閉め、さらに補強の板を打ちつけていました。昔は今と違って停電しやすく、それに備えてろうそくなどを用意していたものです。停電すると情報収集は電池式のトランジスタラジオに頼るしかなく、薄暗いろうそくの灯りのもと、みんなラジオの前に集まり、固唾を飲んで成り行きを見守っていたものでした。昔の家は木造が多かったので、被害も甚大だったと思います。
昭和20年までは上陸した場所の地名で、例えば伊勢湾台風とか室戸台風とか呼んでいました。ちなみに今も名称がついていることをご存知ですか?今回の台風18号はSONGDA(ソングダー)。北西ベトナムにある川の名前にちなんで名付けられたそうです。