名前。

greenhouse2004-07-09

人名用漢字部会は9日、先に公表した人名用漢字追加案から「糞」「屍」「呪」などを削除する方針を決めたそうです。しかし一体誰がこういう漢字を使って命名するというのでしょうか。まあ可能性がある以上は排除するというのもうなずけますが。

昔「悪魔」という名前を子供につけようとした親が話題になりました。何を考えているのだろうかと憤慨したものです。結局「亜駆」という名前にしたそうですけど。この親の主張は、「誰からも興味を持たれ、普通以上に多くの人々と接触してもらえることが子の利益になる」「物怖じしない野心家になって欲しい」というものでした。興味というより好奇の目で見られるでしょう。また野心とは、謀叛を起こそうとする心、身分不相応なよくない望み、たくらみ、などの悪い意味に使われることが多いのですけどね。世間では、2つの論調に別れました。こんなの誰が考えても認めるべきではないと分かりそうなものですけどね。親は子供の将来に不利益が予想されるような事はできるだけ排除すべきです。命名は神聖なる儀式です。しかし最近はよくわからない名前が多いですね。当て字が多い。意味などない名前が多くなっているような気がします。