パソコンの設定。

greenhouse2005-01-26

昨日グリーンハウスの関連会社のパソコンの設定に午後から向かいました。新しいパソコン2台の設定とネットワークの設定です。まあ2、3時間もあれば出来るだろうと思ってました。助手もいましたし。

会社はグリーンハウスから歩いて数分のところにあります。私は初めてその会社に足を踏み入れました。広々とした空間に机が3つほどあります。その日はあいにくの雨でしたが、天気の好い日などは眺めもよさそうで、なかなかの立地です。

さてと、早速始めました。梱包を外し、機器を取り出します。それを設置予定の場所に置いていきます。配線をし、電源を入れ、設定を始めました。順調です。ネットに繋いでOSのアップデートをし、必要なソフトをインストールしていきます。と、もう1台のパソコンがおかしいことが判明しました。ネットに繋がらないのです。しかし私は慌てません。よくあることです。一つ一つ確認していきます。ん?おかしいところは特にありません。配線も問題なし。おかしい。もう一度設定を細かく確認していきます。どうもおかしい。繋がらない。コマンドプロンプト(文字ベースのインターフェースで、コマンド入力を受け付けるときに行頭に表示されている記号。MS-DOSでは、「C:>」などとなっているのが一般的。この場合の「C」はドライブ名で、フロッピーディスクから起動した時には「A:>」や「A:>」となる)でpingTCP/IPネットワークにおいて、IPパケットが通信先まで届いているかどうかや、IP的に到達可能かどうかを調べるために利用させる最も基本的なコマンド。ICMP(Internet Control Message Protocol)のechoコマンドを使って実現されている。pingという名前は、潜水艦の探針音(ある単発音を出してみて、その反射から相手の距離などを測定する)に因んでいる。pingを実行してみて、返答が返ってくれば相手のノードは存在し、(少なくともIP層レベルでの)ネットワークソフトウェアはアクティブになっていることが分かる)を実行すると、返答があります。だけどインターネットができないのです。なんでだろう?色んなことを試しました。こんなの関係ないよなと思われるようなこともやってみました。うーむ。しょうがない、よくわからないから最終手段リカバリーをすることにしました。買ったばかりなのに。というわけで再セットアップです。
駄目でした。順調に動いているパソコンとケーブルを交換してみたり、ハブの配線を入れ替えてみたり、これ以上何やればいいのだ?というくらい色々やってみました。
結論。これはLANカードの初期不良に違いない。だけどpingが通っているということは、そうではない可能性がある。それでももう面倒になって私たちは某大手メーカーのサポートに電話をしました。

「これ初期不良だよ、交換して」
とは言ってもそう簡単には相手も引き下がりません。電話の相手は若い女のようでした。色々と聞いてきますが、こちらはそんなことは既に試しています。そう告げ、交換してくれと言うと、調べて折り返し電話するとのこと。何を調べるのでしょう。まあいいです。待ちます。

20分後折り返しの電話がかかってきました。同じ人です。

またしても色々聞いてきます。うんざりです。挙句の果てにプロバイダーに確認してくれだの、ネットワーク管理者に確認してくれだのと言ってきます。そうじゃなく、こういうことを確認してくれだの(ほとんど確認済みですが)、こういう可能性がありますから、プロバイダーやネットワーク管理者に確認してくれと言うべきでしょう。それを馬鹿の一つ覚えみたいに、確認してくれの連発じゃ、こちらの怒りは増幅するばかりです。
私は電話を叩ききり、もう一度冷静に考えることにしました。だが何も浮かびません。外は暗くなり始めています。時間は5時半を過ぎようかというところです。私の疲労もピークに達しています。もともと風邪気味でしたので、頭はズーんと重く、思考回路がうまく働いていないようです。

もういいや。私はまさかなと思いながらある作業をしました。ん?何かが変わった!おお、ネットに繋がったぞ!私の歓声に、まわりで固唾を飲んで様子を伺っていた人たちも、パソコンの周りに集まり、MSNのホームページの出現を確認すると、同じく歓声をあげていました。

終わった。それからも作業はありましたが、後は簡単なものです。結局6時半くらいまでかかりました。さて私は最後に何をしたのか?今になって考えてみても、最後のあの作業が、なぜうまくいく原因となったのか判明していません。その作業自体にとくに意味はないはずだからです。一応今から調べてみます。とにかく疲れました。