人類の進歩と調和。
朝、バスを待っていると、突き刺すような日射が襲ってきます。九州はいつの間にか梅雨が明け、これから本格的な夏が到来します。もうすぐ子供らは夏休みです。終業式が終わって、家に帰るときの開放感を思い出します。通知表を親に見せるという儀式がやや憂鬱でしたけどね。それさえ終われば、遊びタイムです。
最近の子供たちは外で遊んでいるんですかね?外で遊ぶといっても、遊び場所が昔と比べて少なくなっているのでしょう。また外で友達と遊ぶより家でテレビゲームをした方が楽しいという子供も増えている。塾に通う子供もいる。
最近の科学の発展はは凄まじいものがあります。だけどそれは人間の発展ではありません。科学は世代から世代へと技術が受け継がれどんどん進歩していきます。しかし人間は、生まれてくる1人ごとに新たに生きることのイロハから学ばねばなりません。初めから発展している人間はいないのです。
朝、蝉のけたたましい鳴き声で目を覚まします。蝉は何年もの間土の中で地上に出るのを待っています。そして短い一生を終えるのです。大昔から変わりません。
科学の発展は人間に何をもたらしたのか、わからなくなる時があります。